複数ある選択肢の中から1つだけを選択する場合は
ラジオボタン(RadioButton)コントロールを使います。
使い方は、
フォーム上に選択肢の数だけ
RadioButtonコントロールを配置します。
選択肢の名称はTextプロパティーで設定します。
なお、現在選択されている選択肢は
各RadioButtonコントロールの
Checkedプロパティーの真偽値で判断可能です。
Checkedプロパティーの値が
trueであれば選択状態。
falseであれば非選択状態です。
(デザイン時にデフォルトの選択肢を選択状態にするとよいです)
以下は、3つの選択肢の中で
現在選択されている項目の名称を表示するサンプルです。
C#
// ラジオボタン1がチェックされているか?
if (radioButton1.Checked)
MessageBox.Show( radioButton1.Text );
// ラジオボタン2がチェックされているか?
if (radioButton2.Checked)
MessageBox.Show( radioButton2.Text );
// ラジオボタン3がチェックされているか?
if (radioButton3.Checked)
MessageBox.Show( radioButton3.Text );
VB.NET
'ラジオボタン1がチェックされているか?
If (RadioButton1.Checked) Then
MessageBox.Show(RadioButton1.Text)
End If
'ラジオボタン2がチェックされているか?
If (RadioButton2.Checked) Then
MessageBox.Show(RadioButton2.Text)
End If
'ラジオボタン3がチェックされているか?
If (RadioButton3.Checked) Then
MessageBox.Show(RadioButton3.Text)
End If
VC.NET
// ラジオボタン1がチェックされているか?
if (radioButton1->Checked)
MessageBox::Show( radioButton1->Text );
// ラジオボタン2がチェックされているか?
if (radioButton2->Checked)
MessageBox::Show( radioButton2->Text );
// ラジオボタン3がチェックされているか?
if (radioButton3->Checked)
MessageBox::Show( radioButton3->Text );
チェックボックスに対して
ラジオボタンの用途は
複数の選択肢の中から単一項目を選択することなので
Checkedプロパティーがtrueとなるコントロールは
グループ内(この場合はフォーム内)で
1つのコントロールのみとなります。
同じフォーム内に
ラジオボタンの選択グループを複数作成したい場合は
ラジオボタンの集まりをグループボックスコントロールで囲みます。
これについては別節で説明します。
(グループボックスコントロールの節を参照)